魔界戦記ディスガイアに学ぶ「検証をやりこむ大切さ」
勝ちに直結する検証(訓練)を自分で考えて実行していこう!
心機一転、デモを一旦置いといて検証に打ち込んでいます。
正直言って、今までの検証やデモトレードは無駄でござんした。
なぜ、勝ってる人は口酸っぱく「検証しろ!」ばっかり言うのか?
なぜ、勝っている人でも検証したりするのか?
なぜ、検証が必要と知識では知っているのに行動できないのか?
色々と自分なりに考えました。
その考えをアウトプットしていきたいと思います。
RPGに学ぶ
私の大好きなゲームに『魔法戦記ディスガイア』(日本一ソフトウェア)というゲームが有ります。
証券コード3851、100株61,300円で株主になれるそうなので、株主になりたい。(2016年8月3日時点の株価より算出)
簡単に説明すると、このゲームはやりこみ要素が凄いのが特徴でして、レベルの上限が9999なんですよ。(一般的なゲームは大体レベル99で止まる)そして使う武器のレベルも上げられる。だから、自分のレベル+武器のレベルによってはとてつもない事になるんです。
ゲームのジャンルが「史上最凶やりすぎシミュレーションRPG」という見たこと無いジャンルに分類されています。というより、自分だけのジャンルを開拓しています(笑)
ハマったら時間をいくらでも吸い取られてしまう魔のゲームです。
やりこもうと思ったら、色んな所まで深くやりこんで楽しめる作りになっています。
で、検証とどう繋がるかというと、この「やりこむ大切さ」を思い出させてくれたんですね。
一つの武器を徹底的にレベル上げしてしまえば、他の使い込んでいない武器よりも倒せるモンスターが多くなる。色んな武器を中途半端にレベル上げしていたら、倒したいモンスターが倒せない。一つの武器さえ最強クラスに鍛え上げれば、後々有利にゲームを進められる。
そういう戦略を立てるようになったのは「選択と集中」「一点突破」を体感させられたのかなと。
一つの武器を使いこなす、それをFXではちゃんとしてなかった事が大きな敗因だと気付かされました。
自分自身、好奇心旺盛な方だと思っていて、色々なことを知るのが楽しい性分です。本も読むし、映画も見るし、音楽も聞く。沢山の事を「広く浅く」っていう習慣が身についていて、それは悪いことではない。しかし、FXという戦場ではそれが全く通用しない生き方であっただけで。
一つでも戦えるだけの武器を鍛えあげてからでないと、ただの特攻隊となって遅かれ早かれ散る運命は避けられない。
今まで本当に知識だけで戦ってきたんだなって痛感しました。
人より多く知っている、相場を見ているなんて全然有利に働いていなかった。デモトレで分かった自分の未熟さや弱点は、正しい検証によって培われたものが何一つないからだった。
正しい検証、正しい力の付け方が間違っていた。
なぜ検証するのかというと、とことん調べ尽くして、腹の底から確信を得ることだと思う。検証した内容によって、勝ち続けることが可能なのか?また負けてしまって当然なのだと知ることなのかもしれない。
検証って正直面倒くさいよね
自身の経験から反省すると、検証が面倒くさいことを知って辞める人が多いのだと思う。勝てない度に検証が必要な事を感じるけれど、やり方が分からないという人も居るだろう。100%の正解がない世界だからなのか、正しい検証の仕方が広く認知されている訳でもない。だから胡散臭い商材が売れ続ける。
検証が必要って感じたけれど、やらない、気が進まないのは当然だと思う。
リアルでの負けを認めて、今のままじゃ負け続けるって事を受け入れないと前に進めないからだ。私はまだデモトレードで無傷だが、リアルで虎の子貯金を飛ばしている人ほど、自身の負けっぷりを正面から受け止めるのはとても辛いだろう。
検証をやる!っていう覚悟は、今までの自分を否定し続ける行為なのだと感じる。負け続けた自分(考え方や習慣)を、もう2度と出てこない様に殺し続けては、新しい勝てる自分を生み出していく。
自分で自分にムチを叩くような訓練なんて誰も好き好んでやったりしない。
負けを見て見ぬふりをして生き続けるほうが楽だから。そう、人間は楽したい生き物だから、わざわざこんな苦しい事(検証)を最初からするわけがない。というか永遠にしたくない人が大半。だから半分も勝てない。みんな片手間の時間と労力で大金が転がりくる事しか考えられないような本能を抱えているから。
人間本来の持てる本能と逆行するように再プログラムする作業。これが必要。
やり込み始めた検証
そして今、基本に戻って検証している。
4時間足をMT5で動かしながらやっている。レンジブレイクの手法を使えるかどうか検証していて、サンプル集めの段階。ここからマルチタイムフレーム分析で形成中の細い足の観察を入れたり、先の見えないFT2の検証で確かめたりと道のりは長い。しかし、やるべきことが分かっているので後はそれをこなしていくだけ。
検証内容
・やることは押し目買い、戻り売りの順張り
・レンジ抜けして、プルバックして、上下のサポレジがロールリバーサル(レジサポ転換・サポレジ転換)したらエントリー。
・ストップは直近押し安値、戻り高値。
・利食いはレンジ幅等倍。
・直近の高値安値を更新したら建値トレール。
・ブレイクして戻って来なかったら、エントリーしない。
という内容。レンジブレイクの手法が本当に使えるのか確信を得るためにやっている。
ロールリバーサルを待つのは飛び乗りをしない為。飛び乗りをしないでもトータルで勝てる事が実感できたら、慌てて飛び乗ることを辞める。ハズ。
まだ100もサンプル集めていないけれど、次から次へと疑問や気づいた点が出てくる。
・レンジの上限や下限って、ラインはどこに引くのか?意識されているラインでいいのか、三尊っぽく、ダマシになっている高値のラインできれいに反発している場合はどう判断したら良いのか?
・レンジ内にプルバックが食い込んでから順行した場合と、ブレイクで飛んで行く場合の違いは?
・天井圏と、中段、底値圏での違いは?
・4時間足でのレンジは1時間や15分で、どういう動きをしているのか?
・そもそもレンジの定義って何だったけ?
・レンジってwトップとwボトムとか絶対存在してるんじゃ?
・次は使える場面と使えない場面、レンジの予兆とかを感じ取れるようにできないかな?(トレンドからレンジ、レンジからトレンドの転換部分)
・先が見えない状態(FT2)だと、どういう心境になるのか?どういう動きで入りたくなるのか?入りにくのか?見逃す時ってどんな動き?
・サポレジ転換部分できれいに反発しきれず揉んだらどうすればいいの?
・レンジ幅等倍って、大きい視野で見たらN波動を描くんじゃ?
・利益伸ばしたいならどうすべきだろう?
・底値圏から天井圏のレンジへと移るのは、つまりトレンドだから増し玉して利を大きくしたい。
・すっごい汚いレンジの時の対応は?というかレンジなのかトレンドレスなのか?
・レンジの判別でトレンド終わりが関わるんだから、もっとレンジのことを理解するためにはトレンドの事も検証しないとなあ。
・・・・・・
出るわ出るわ(笑)
こんな深くレンジにフォーカスを当てて考えたことなんて無かった。
この調子で行けば、レンジマスターの称号は得られると思う。うん。
一歩ずつ、検証訓練していこう。