学びの方向性
自分と同じく深い自己嫌悪感を抱きながらも、その裏返しから明るく楽しく振る舞おうとする人。
こうしてまだ勝ててないトレーダーのブログの存在を知って、あたかも勝てているように(人によっては偉そうに見受けられるのは承知済み)記事を連ねている様を意味が無いと切り捨てる人。
勝てるようになってから口を開きな、とは自分でも思っている。
当然だ。しかし、このFX業界は騙しやすいことから、詐欺に満ち溢れている。
少し頭の良い人、悪知恵の働く人はどういう事を書いたら初心者を騙せるかすぐ分かる。
勝っている人や参考になる書籍(メンタル系)から、すぐ大金を稼ぎたい人のツボを抑えたセールスレターをこしらえることが出来る。
だからこそ、私は負け続けている姿を見せて(それで終わろうとも何も失わない)勝ち続けることが出来るようになったならばそれは本物の姿ではないかと思うのだ。
勝てている人の言葉は、最初から信用される節がある。
それは自分にも当てはまって、勝てている人のブログを読み漁れば何か勝てるヒントが見つかるだろうと思っている。
全部が全部そうではないが、勝てるヒント満載であるブログもあるし、嘘八百のブログもある。
しかし、勝てるやり方はいくらでもあると知っている人は勝つ方法は書かず、勝てる考え方しか書かない。
勿論勝つヒントはあるにはあるが、それ自体が答えではない。
答えは自分の手で見つけないといけない。
勝ち続ける為のロールモデルが近くにいて、それを真似てみようとしてもかなりの難易度がある。
どうしてもブログだけでは勝てる所の麓までにしかたどり着けないのだと分かった。
やり方をひたすら探すやり方、在り方を探す在り方。
やり方を学んで、勝てるようになり、勝てる考えが身につくというのが常識的な考えだと思う。
本を読んで少しづつ賢くなるという一般道を通ることで勝てるようになるなら、ここまで退場者は増えないだろう。
逆であることを悟る為の経験値、経験時間が必要。
経験する思考の内訳が、どうしてこんなに負けるのか?負けるのは負ける考え方ではないか?と気づいて、逆に考え始める!となっていかないといけけない。
本を読んで勝てないを文字通り受け取ればそうなる。
勝つやり方を探すという考え方で本を読むから勝てない。
勝つ考え方を学ぶという視点で本を読むと、宝の山みたいな錯覚に陥る。
今まで読んでいたのに、全く異なる意味のある文章となる。
学びの方向性が、他の職種と違う。
真似すべき対象が圧倒的に少なく、ロールモデルに見える人物でさえ偶然その時代の相場、地合いに合致していただけかも知れない。
勝てるように見せることに心血注いでいる人の嘘を、まだ勝てない人が見破れるとは思えない。
人の本能で負けるという考え方を受け入れた時、本能と逆の事を考える習慣を身につけようとする。
自分の受けた印象やとっさに反応した物事に対して、一歩引いて考える。
なぜ自分はそう考えたのか、どういう考えでこの事実を否定するのか、どの部分を批判したくなるのか、自分にとって真逆だと感じる事はどういう立場で言っているのか・・・。
立場が変われば主張することは変わる。
視点が変われば、違った景色が見える。
視点はどこにあるのか自問自答して、現在地と行きたい方角をちゃんと確認しておかないと、学ぶ方向性は全然違ってくる。
学びのベクトルを間違えているから勝てない。
勝てない原因は集約したら数える程度で、勝てた原因には運も絡んできて沢山ある。
昔の人は偉いこと言うよね。
負けに不思議な負けなし、勝ちに不思議な勝ちあり。
「勝ちたい」より、「負けない」を探す方がまだ希望があるというのが分かる。
「どうやったら負けない」の裏返しで勝つ。
勝ち方の裏側に、負けない考え方があり、負けない事には理由がある。
勝とうとして勝てない、負けたくないのに負ける。
禅問答みたいだが、「勝つために負けない」というのは文字通りそのままの意味だと最近思う。
トータルで勝つために資金管理(1発ホームランで資産形成なんてしない)をして、負けないために要らないことをしない考え方や習慣を身につける。
具体的に書くとこうなるのかな。
今日もとりとめもない記事になってしまった。
ボツにしようかと思うが、せっかく書いたので上げておく。
どうせ備忘録だし、読む人地球上に10人もいないし、この拙い文章でも意味が伝わる人は1000人に1人だろうから、世の中の誰にも理解されないという悲しさよ笑
悲しさじゃないな。
その日、その時思ったことや学んだことを書きしたためて、未来の自分が振り返った時に成長を感じればそれでいい。
悲しさなんか微塵も感じない。
未来にあるのは成長による嬉しさだ。
この記事なんて間違っていると思う未来の自分が、過去の自分が思うよりも稼げているならそれが正解だと思う。
やはりこの記事で思っていたことは間違いではなかった、今でもこう思うと感じるならそれはそれでも成長だと思う。
相違点を見つけて、改善を繰り返せば成長していく。
この記事で転んでも、次起き上がる時に正しい(稼げる)方向に起き上がればいい。
失敗に、恥をかくことに、臆病になっては成長を阻害する。
Fail Fast
失敗は早く経験して、いち早く直す。
それを人の倍のスピードでやれば、経験値は才能や先行者を追い越す。
そう信じて、そう実現させる。
言ったもん勝ちだ。
いや、言ってたもん勝ち?
ノートルダムの大予言も数撃ちゃ当たる方式だ。