FXの森

負け続けて7年目の初心者脱出記録

サンクコストを損切りできないFXトレーダー

改め、過去の損切りを捨て続けるFXトレーダー

 

リグレット後悔

皆誰でも大なり小なり人生に後悔がある。

あの時こうしていれば・・・。

そういう時に感じた恥ずかしやや虚しさ、悔しさなどが大きければ大きいほど後に思い出す。

 

しかし、人間は忘れる生き物。

記憶の上書きやもっと大きい体験をすることによって、昔を思い出さなくなる。

それでも思い出す時はあるのだけれど・・・。

 

サンクコスト

思い出は美化されるが、風化もする。

プロスペクト理論や「結婚式と葬式が重なったら、葬式に出ろ」と言われるように損失や失敗、後悔などの方が幸福より重い。

嬉しい記憶や体験が全てなくなるわけではないが、多くの民草は過去を悔やむような性格や思考回路があるのではないか。

Sunkcost(サンクコスト、埋没費用)を忘れられない、だから後に引けない。

良くも悪くも周りにいる人の価値観に染まる。

 

コントラリアン

何が正しいかをよく見失う。

ことFXや投資に限っては、常識に左右される正しいや良い悪いではなく、稼ぎ続ける勝ち続けることだけが求道だ。

分野によるが、何を正しいともって判断するのか?そういう定義付けも考え無くてはならない。

世の常識やしきたり、暗黙の了解や他者のプレッシャーなどだけが唯一の正義であるのか。

一方で非常識と言われ、変人と疎まれ後ろ指をさされるなどminority(マイノリティ、少数派)の方が数年後に正しかったと賞賛される場合もある。

何が正しいかは立場によるものだ。

大衆の大半が儲けられず、損切りも出来ないなら自分もそうあってはいけない。

だからこそ大多数に逆張りするcontrarian(コントラリアン)でありたいと願う。

ただの天邪鬼かもしれないけれど。

 

マジョリティ

常識やありきたりに骨の髄から染まった人間になどなりたくない、そう思いながら生きる日々を送る人は何を考えているか。

どう在るべきかを常に自分に問う。

周りに合わせ、顔色をうかがい、懸命に調和をとろうとし続け、争いごとや揉め事に巻き込まれないようにしていた日々。

知らずに知らずにmajority(マジョリティ、大多数)に属していた。

ついには抜け出したいと思っていた組織や層に頭までどっぷり浸かっていた。

 

・・・そう気づいた時に世間や社会を嫌うと同時に、自分も嫌っていてしまう。

自分まで嫌う必要などどこにもないのに。

 

ホメオスタシス

自分の内面はこれまでの常識を損切りして次に進みたいのに、外面はそのままであろうとする。

Homeostasis(ホメオスタシス、恒常性)や慣性の法則が働く。

損切りしたい過去や失敗した時の心理であろうとし続ける。

損切りしたい→損切れ出来ていない今を認めている。

損切りできる!という方が正しい在り方であり、「~したい」は本質からずれている。

 

そう、現状を脱却したい場合はもう脱却していると考えるべきだし、過去の自分とは違う自分を演じなければいけない。

正確には、「演じ続けなければ」いけない。

そして、常に学んでアップデートを重ねないと停滞してしまう。

昔のバージョンでは何も成し遂げられない、改善しない。

 

オールオワナッシング 

しかし、そうは言っても過去の自分に固執し、執着してしまうのは勿論分かる。

変えたいと思った時に、変わったその先に得るであろう結果が手元にないからだ。

結果さえ示せば、誇りに思えるし勲章だし名刺代わりになる。

しかし現実は、未来のふさわしい結果に至るプロセスを継続していても、結果が出ない場合もある。

努力は平気で裏切るわけだし、結果を保証するものでもない。

皆平等にチャンスはないし、結果が必ず保証されるならば全員やる。

凡人が努力なしに勝率90%を維持し続け、たった数ヶ月で億を稼げる訳がない。

もうそれは運頼みで、勝ち続ける姿勢でないし、稼ぎ続けるトレーダーの在り方ではないし、生き残り続ける考え方はない。

 

結果は保証されるものでもないから、結果が出続けるまで努力のプロセスを積み重ねるか、諦めるかだ。

成功か否か、白か黒、0か1,All or nothingでしかない。

 

機会損失

だから、結果が手元にないのは当たり前だから萎縮する必要もないし、変に自信を持たないのはただのOpportunity cost(機会損失)だ。

自分を信じるのは自分だけだ。

信じてあげるのは、自分の可能性だけ。

他人から言われた言葉を真に受けない。

 

人間は1番我が身が可愛い。

だからこそ、他人にはどうでも野次を言い、妬みそねみ、僻んだりして自分を蹴落とそうとしてくる。

勿論人間の中にあるプログラムであるからして、自分も元来反射的にそうしてしまう。

だからこそ他人とは距離をとり、自分のルールで線引きする。

 

人の不幸は蜜の味であり、不幸や不運、失敗話などを人は笑う。

お笑い芸人ならば話の種になるし、芸の肥やしになるだろう。

しかし、結果が出なくて損切りが続き、ドローダウンの最中や試行錯誤している時に笑われて平気でいる人は少なくない。

 

死んだ子の歳を数えな

結果がない今でも、結果が出た未来でも、ありたい自分やなりたい自分の様に振る舞う。

そして、過去はどんどん捨て続けなければならない。

過ち、失敗、損失、費用などを勘定しない。

数えず、今やるべきことをやる。

やることをやって、そういう時間を刻み続けるのみ。

 

禿げろ

自分の影に囚われるままに今この瞬間も生きてて、そして未来もそうして、自分が望む成果が得られやすいかどうか。

 

今一度考え直そう。

反省したらすぐ行動。

プランは後。

ハゲるくらい前向いて走ろう。

 

走りながらプランを考える。

 

 

 

自分にも言い聞かせて。