【FX】なぜ勝ちもせず負けもしなかったのか
結局2016年は勝てずに稼げるトレーダーには成れなかった。
勝ててないから負けたことになる。
しかし、負けたのなら退場とか資産の大幅減少などになるだろうが、それもなし。
大敗しなかった要因や、勝てなかった原因など様々だと思う。
それらを整理しておこう。
大敗しなかった要因としては資金管理(とビビり)が主だろう。
そもそも全体的にトレード数が少なかった。(少なくなった?)
時々ポジポジ病もあるが、秒スキャレベルの玉数は打たなかった。
そして無茶して大ロットで回すことも無かった。
小さい玉(1万通貨)でコツコツとデモトレやリアルトレードで相場を張っていた。
しかし、安定的に勝てていないのでロットを上げるレベルまで成れなかった。
ビビってリスクを取れないというのもあるが、下手に大敗もしないという結果になった。
そして、損切りができずに塩漬けにするということが殆どなかった。
予め決めたストップラインを動かすこともあったが、ストップを外して相場に祈るといったことは無くなった。
阿呆なエントリーでせっかくの利益を減らすというパターンを克服できなかった。
動く時の3分の1ぐらいのチャンスは取れていたので、損失を補填出来た。
1日中相場を見ていたのでチャンスに接する機会が多かった。
ゆえに損失補てんするチャンスも、利益獲得するチャンスも同時に増えた。
多分、見る時間が少なければ焦って入り損失だらけで、確実に月マイナスの連続で退場していた気がする。
もし良い方向に成長したのなら全体のトレード数が減って、トントンの状態をよりPFの数字がいいという内容であったろう。
もしくはちょい勝ち。
あとは、マルチロジックで挑んでいた自覚がなかった。
これが盲点だった。(FXmtのMt.more氏の記事に気付かされた)
初心者は、ロジックを混ぜるな危険。
これ本当。
環境認識が正しく行われていなければ、そして一つ一つのロジックに精通してからでないとマルチロジックは破滅へのブースターにしかならない。
基本的戦略はサポレジラインやキリ番を目安に押し目買い、戻り売りでトレンドに乗ること。
ブレイクそのものにはついていかず、戻りや押しを待って入る。
だけど、そこに大衆心理やプライスアクションの判断分析をいれてキリ番からの逆張り、オーバーシュートからの逆張り、レンジでの逆張り等などやってしまった。
1つのロジック(順張り)を貫けなかった。
正確に言うと、1つのロジックを検証訓練して使えるレベルにまで至らなかったり、検証したルールを改善したりといった努力を怠った。
単純に大負けしておらず、このまま環境認識が少しづつ上達していけば、いつか取れるようになるはず~と高をくくっていた。
つまり相場を舐めていた。
相場は5年目。(正確には4年目だが)
めっちゃ勝って有頂天になり調子に乗ることもせず、めっちゃ負けて退場することもなく・・・微妙なラインをずっと来た。
相場は人生、相場こそ人生、相場が人生。
相場の成績が人生を反映しているのなら大正解だ。
何者にもなりきれてないのを如実に表している。
つ、辛い・・・(笑)
イマイチ勝ちきれない所から抜け出す為には、やはり長いトンネルの中と割り切ってひたすらコツコツ正しい努力を積み重ねて行くしか無いんだ。
分かっているのにやらないのは馬鹿だ。
トントンの成績はけっこう惜しい所まで来ているのだと、実は思っている(自惚れていることを承知の上で言う)
あと少し、1つすっごく大きい本質を掴めたら本物の片鱗を掴める気がする。
そのためにやることは?
検証。
検証しか無い。
あとは負けトレード潰しと環境認識能力の向上。
マルチロジックの廃止。
シングルロジックでの運用、訓練。
やることが分からないならそれは問題だ。
しかし、やることやるべきことが分かっていながら行動できないのもまた問題だ。
馬鹿ですと宣言しているようなもの。
いつの時代もやるかやらないかなんだ。
やろう。