FXの森

20歳半ばのフリーターがFXで稼ぐまでの軌跡

やっぱりブラック村山由佳のおかげ

 

性欲をほとんど感じなくなっていたが、まだ未読であった村山由佳の『ラヴィアンローズ』を読んでその心配は杞憂だったと悟った。

 

やはり個人的ルーツとして、漫画より官能小説の方が興奮する質らしい。

間違いなく、そこにエロを感じた。

漫画の直接的な表現よりも、間接的に想像で物事を補う方が何倍もエロくなる。

これが想像力のちからか・・・。

 

そして、後半その勢いで真っ逆さまに振り落とされてタマタマがヒュンヒュンしたよ。

 

 

おいしいコーヒーのいれ方シリーズでのホワイト村山由佳が好きで、入り口はそこから。

しかし、今となっては人の中にある横暴で、ワガママな感情を紙の上で踊り狂わすかのような本の数々がとても読み応えがあって気持ちが揺さぶられて・・・良い。

 

後編の殺意の感情を淡々と描く描写を見て思う。

女性の方が、肝っ玉座っているなぁとつくづく思う。

男は臆病だから、それに抗うかのように遺伝子的に筋肉がつきやすく、権力を持ってして支配したがる。

男はいざって時に逃げれるように、いつでも戦略撤退が出来るように?、脚を速くしようとする。

女性は筋肉がつきにくい分、動きが遅く、いざって時には死を覚悟しなければならない。

座して死を待つのみよ、なんて切羽詰った将軍が言いそうな言葉は本来女性が持つ言葉なのではなかろうか。

いや、絶対口にしないだろうけど。

 

和佐木坂ラジオで、ハリウッド映画の脚本の作り方を紹介してた。

「どれだけ主人公をいじめるか」なんだ、と。

これでもかってくらいに困難や不条理を突きつけて、それを乗り越えるから観客は心を動かされるんだと。

その話を聞いて、今回思ったのは「ラヴィアンローズ」のヒロインの旦那さん。

ある意味、ヴィラン(悪役)。

ヒロインをこれでもかと追い詰めつづける言葉の数々。

曲がりに曲がった愛情の表現、変わった愛の形とは形容し難い関係。

よくぞここまで憎まれる、そしてほんの少し「仕方ない」と思わせるキャラを作ったなと。

こういう家庭内弁慶みたいなキャラが好き放題に動くと、あそこまで悪になりきり、そして振り切れるものなのだろうか・・・。

とにかくそのキャラを作る視点というか、そこまで魅力ある憎まれ旦那を作り上げた手腕が凄いなぁと感心した。

さすがプロだと。

 

やっぱり小説は面白い。

村山由佳、最高。

中高生や小学生はおいコーシリーズから読んで、本を好きになって下さい。

そして、早めに藤沢数希の「ボクは愛を証明しよう」を読んで絶望しましょう。

俺は未だ絶望したっきりですが・・・。