習慣の破壊力
良い習慣は財産。
悪い習慣は借金。
この言葉が最近頭の中で何度も繰り返されている。
本当にその通りだなと。
ここ1ヶ月で本をちらほら読みました。
もっと早く読むべきだったと後悔すると同時に、本を読む習慣を捨てるべきじゃなかったという反省もしました。
自分の頭の中でゼロから思考できるぐらい出来の良いオツムじゃないのだから、外部(本)から知識を入れるしか無い。
そういうこともすっかり忘れていました。
・『スライトエッジ』
・『習慣の力 The Power of Habit』
・『のうだま やる気の秘密』
・『図解でわかる スタンフォードの自分を変える教室』
上記の本を最近、平行多読しています。
いやー上2冊は衝撃的でした。
読めば読むほど味が出る、そうスルメ本です。
難解な内容であるがゆえに、何回も読まなければ理解できない本という意味ではない。
平易な文章でたんたんと本質が書かれている本であるため、読む度に新たな発見があるという意味でスルメ本だ。
脳科学の分野ややる気、意志力、習慣、自動化、といった事に興味関心が尽きません。
昔から茂木健一郎氏の本も好きで読んでました。
最近だと中野信子先生も面白い。(未だに地毛は金髪に染めて、聖飢魔IIをカラオケで歌ってるのかな・・・。気になる。)
知的戦闘力のための独学のジャンルは哲学、脳科学、心理学(相場心理学)がベースになっていくのかなとちらっと思っている。
人の心や頭や身体がどう動き、どんな働きを持っているのかを知りたいと思っている。
逆に、苦手と思うのは歴史、音楽、文学、詩、宗教の分野。
全部、感性が絡む。
俺ってセンスの欠片もないのかもしれん。
感受性豊かになりたいと願っているわけではないので、このままでも逆にアリか。
・・・はっ、脱線した。
習慣の話だった。
スライトエッジ、日々のちょっとした自己管理(行動や習慣)。
自分の人生を変えるには何か1つ鍵となる習慣(キーストーン・ハビット)を身につける所から始めるべきだと。
何を当たり前なことを今更ー、と昔の自分でも上の文章を読んで言いそうである。
この習慣に関しての本を読んでいなかったら、その重要性に今も気づかず、素通りしそうな一言である。間違いない。
色々とやりたいことやしたいことを頭に浮かべては、今までの思考や考え方、癖や習慣により、重要ではないが緊急性のあることばかりを優先してきた。
だが、本来最も大事なのは、来て欲しい未来から求められる「今すべきこと」をやることだ。
今日やるべきことを今日やる。明日もやる。少しづつやる。
毎日続けるコツは毎日やることだ。
重要だけど緊急性のないことを淡々とこなせるように、ひとつづつ自分の生活の中に習慣として落とし込んでいくべきだ。
人間の行動の4割は「習慣」でできている。
ならば、人間の出せる結果の要因の4割は習慣にあるはず。
野球なら4割打てば神だ。株主なら4割の株持ってれば全権支配だ。
FXなら総資産の40%をリスクに晒したら、運悪けりゃ半日待たずに破産して借金コースだ。
40%の力は強大だ。
プロギャンブラーののぶきさんは「勝ちにこだわるな。勝つ準備にこだわれ」と言った。
これは、「勝ちという結果だけをこだわっていては駄目。勝ちという結果が導かれるような姿勢でいつも居ろ」というメッセージだと思う。
そういう勝ちを呼び寄せる姿勢って、毎日検証する習慣だったり、トレードする度に感情を爆発させるのではなく機械のように心を落ち着かせる事、大勝ちしても大負けしても自分の手法を信じられるメンタルの癖だったりするんだろうな。
やっぱり俺はトレーダーになりたい。
1人で稼ぐ姿がカッコイイと思うし、1人でいる時間が好きだから。
他人と交わるのは嫌いじゃないんだけど、今の自分の実力(年収という尺度でしか測れないが)で付き合える友人のレベルが低いので友達付き合いをしたくない。
だから必然的に1人になっているんだが・・・まぁそれはいいや。
それは稼ぐステージが変われば解決しようと思っている事だから気にしない。
習慣、これをもっともっと突き詰めていこうと思える本たちでした。
きっかけや報酬、ルーティンを決めて、まずは毎日やめようと思ってもやめれないぐらい強度の低い所からスタートする。
じっとしてても何も始まらないので、何か1つでも行動する。
手を動かす。
そこからやる気を出していく。
三日坊主になっても気にしない。
脳がマンネリ化を感じるのは仕方ないから、そこを乗り越えることを意識して、何度も繰り返す。
失敗しても自分を責めない。自己卑下しない。自己憐憫ばかりじゃ駄目。
自分を許す。
過去の失敗を笑顔で受け入れる。
過去を悔やむ時間が一番もったいない。
今やるべきことを(「なぜ」やるのか忘れず)打ち込む。
そういう姿勢を習慣にしていきたい。
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