覚悟と理想と現実と信念の間で揺れる
文句があるなら代替案を出せ。
安易な批判はしない。
現状に不平不満があるなら、それらを口にするよりも前に、良い案を自分の頭で考えていることが絶対条件だ。
誰でも口と手はあるのだから、他人やネットに愚痴れる。
そう思うからこそ、こいつは馬鹿だと切り捨てる前に、このバカをどういう風にハンドリングすべきかと考える。
考えて、試行してもだめなら諦める。
今日も今日とて仕事の愚痴です。
久しぶりに筆を取るのは、自分の信念や信条は毎日、この瞬間ですら試されるってことを意識したからです。
前置きが長くて意味不明な文字の羅列になっているのは、ブログを書くのが久しぶりで頭の中が混乱し、キーボードを打つ手も混乱しているからです。
本題です。
朝から管理職が「現場はわかってない」と言いながら汗を流しているところを見て殺意が湧いたんですよね。
管理職がいい汗かいたわーと言い、部下の尻拭いをしてスッキリしている場面に激しい違和感がありました。
そういう場面を何回も見てきているからです。
同じ会話、同じシチュエーションを何回も繰り返して、・・・掘った穴を埋めて、また掘らせて、また埋めてを繰り返す。
傍から見ていてバカなんじゃないか?と思うわけです。
現場作業員も全員が東大生で頭脳明晰ってわけなんじゃないし、1回言えば大丈夫なはずがない。
かといって、何回言っても出来ないんだからもっと核心を攻めるアプローチをしなければならないと思うわけです。
バカでも、初心者でも、誰が見ても分かりやすいような行動ができるようにマニュアルを作る。
そういうのが大事でしょう。
バカでも分かる行動をできるように、仕組みをデザインをするのが管理職の仕事でしょう。
現場作業員のちょっとしたミスを無くすように、頭に汗をかいて考えるのが人の上に立つ者の責務だと思うわけです。
人は口酸っぱく毎日毎日手を変え品を変え注意したところで改善なんて無理なのだから。
今までそういうことを繰り返してきたのに、そこに気づかないのは・・・やはり現場も馬鹿だと思っている管理職自身も馬鹿なのである。
しかし、改善が停滞しても、小さなミスが積み重なっても、それらを受け止める会社のシステムは優秀なのだなぁと思う。
いくら使えないアルバイトが来ても、仕事の遅い社員がいても、指示が後手後手に回る管理職がいても、適当な営業マンがいても、毎日仕事が回るのである!!
これが優秀な「会社」というビジネスモデルなのである。
バカ丸出しの行動をしても許されることがいかにビジネスモデルが優秀かを思い知らされてくれる。
バカの穴埋めをする頭が良い人が必ずいるわけです。
不良のいたずらを片付けてくれる優等生の構図がどこの世界にもあるわけですね。
バカバカ言ってますが、こんなところでしか自分の労働力を売れない自分も馬鹿だとはっきり自覚しています。
そういう価値しか作ってこれなかった過去の自分がいたわけですし。
文句があるならやめる権利もありますし。
でも、やめないのは時間とお金のバランスが気に入っているから。
仕事の強度と給料のバランスにある程度満足しているから。
投資で行きていく覚悟がありつつ、自分の労働力から搾取されている現実と、自分の労働力に対して自分で値付けしたい理想と、絶対に会社に魂までは売らないと決めている信念の間で揺れ動いておる今日でした。