「未来のミライ」
「未来のミライ」
観てきました。ファーストデイ。
人少し。
細田守監督のファンゆえに。
曾祖父さんが曾祖母さんにかけっこで勝ったら結婚してくれっていうところで、なぜか泣いてしまった。
足を怪我していて負けるはずなのに、勝って出た言葉が自身の弱さを受け入れた上での強がりというか・・・曾祖母さんの優しさに対しての素直じゃない感謝というか・・・今風にいうとなんかよく言い表せないけれど、エモかった。
あと、絶対『嫌い』って単語が出なかったね。
「好きくない」という子どもが使う変な日本語をずっと一貫して使っていた。
構ってほしい。構ってくれないとヤダ。
嫌いになっちゃうぞっていう子どものメッセージの裏に好きだから構って欲しいという思いがある。
でも、気恥ずかしいから『好き』とは言わない。
好きとは言えないから、構ってという。
おもちゃを巻き散らかし、家を荒らし、怒られるのを分かっていながらやってしまう。
怒られても、褒められても、どっちにしても親に構ってもらえるから嬉しい。
子どもってドMなのかと思ってしまったよ。
前作のバケモノの子のほうが面白くて好きだなぁ。