泥にまみれる勇気がなかった
林輝太郎先生の本をむさぼり読んでいます。
今まで読んで来なかったことを後悔しております。
それだけ今の自分の心には響きますね。
そして、思うことはリアル通貨で売買してこなかった期間は全くの無駄であったということ。
泳ぎをマスターしたいのに足がつくプールでも練習せず、取り敢えず海に飛び込むこともせず、川で遊ぶこともせず、ただオリンピックの水泳を鼻くそほじりながらテレビで見ているぐらい無意味なことを今までやっていた。
1000通貨もデモトレードも意味ない。
どっちも"つもり売買"でしかない。
1万通貨でもいいから建てるべきだった。
資金を追加できるなら、10万円再スタートを繰り返すべきだった。
借金することなく、心に心理的負荷がかかるくらいの金額でトレードして経験値を貯めるべきだった。
デモトレで勝てるようになってから、とか思っていたけどいくら売買してもいつまでたっても勝てる実感は得られない。
かといって切実に負けている感覚を味わうこともない。
デモトレで真剣になれないならリアルでも真剣になれない。
その理屈も分かるけど、俺の場合はデモトレで経験値を積んでいる実感はなかったな。
過去を振り返ってみて、リアル通貨で売買しているときのほうが、勝ちたい欲や負けて悔しさがこみ上げてきた。
だから、もっと真剣に相場を見るようになった。
2019年に入って、1円も稼いでいないニート専業トレーダーになって相場を一日中監視してみて毎日思うことがある。
なんで勝てないんやーーーーー!!(ここ野沢雅子ボイスで)
勝ち方が分からなくなってくるし、負けてばっかりで俺は一体何のために相場を見ているのかワケわからなくなってくる。
で、そこで思いっきり悩み、そして考える。
どうやったら勝てる?どうやったら負けを抑えられる?
知識として損小利大なんて知っていても何の役にも立たない。
損小利大は永遠に続けていく技術だからだ。
身につける技術であって、文字を理解することなんて小学生にでも出来る。
知ると出来るの差が何なのか、考えさせられた。
知ると出来るは雲泥の差。
知ると出来るは別物。
喉に詰まって死ぬモチと絵に描いた餅は全く違うんや!
立花氏の本もFXを始めた頃すぐ買った。
ネットで調べたら多くの人がおすすめしていたから。
けれど、この本は一度読んでからはそれ以降読み返すことなく売っぱらった。
字面だけしか読んでいなかった。
そりゃ日本語で書かれているから読めるのだが、内容を理解するには経験値が足りなかった。
結局どうやって稼ぐのか書いてねーじゃんとおバカな感想しか出なかった。
アホだなー(ここ軟式globeのKOIKEで)
原因は相場で売り買いして損失出して悩んでどうすりゃいいか真剣に悩んだ時間が自分のなかになかったから。
相場で勝ち星を上げたけどそれも消えてしまった人、相場にお金を吐き出し続けている人、本当に真剣にトレードして負け続けている人が読むべきだ。
これは相場始めたてのルーキーにはこの本の価値は分からない。
確信を持って言える。
負けてマウス投げたりしたことがない人は経験値不足。
何回も相場を辞めたりして泣いた夜がない人にこの本が響くだろうか。
相場を恨み、相場に祈り、相場を裏切られたりした人こそ本の真価が分かる。
デイトレードだけはけっこう長く持っていて、これは何度も読み返していた。
けれど、地元を離れ関東に来るときに相場を諦めた段階で手放した。
多分また買うんだろうなと思いながら。
中古本の値段、全然下がらないんだね。びっくり。
Kindleでも買っていたけれど、最近になって改めて購入。
やはり金言の嵐。
多分、この本はもう手放すことはないと思う。
それぐらい重宝する。
何度読み返しても新たな発見がある。
これはすごいことだ。
訳もそうだけど本としての完成度が相場本の中でずば抜けている。
頭一つとかいうレベルじゃなくて、次元が違う。
評論家やセミナー屋が書いた本とは雲泥の差。いやもう地球と月ぐらいの差。
コレ書いたひと超人だなと思って調べたら、YouTubeに普通のおっさん出てきて2重にびっくりしたわ。
しかし、林先生の本で1回だけディスが入っていたことにもびっくり。
彼のインスタ
怪しい仮想通貨セミナーのおっさんにしか見えん笑
失敗するたび、相場を諦めるたび、投げ出したくなるたびにこの本に救われている。
この本を最初に知ってから6年経ちます。
6年ですよ。
俺の今までの6年間、完膚なきまでにタイムロス!!
本としては読んでいても、理解に至る経験値が不足していたという現実。
そう思うと林先生の本も今だからこそ理解出来ているのかなと。
まだ、出来るまで道は程遠いですが、やっとスタートステージぐらいには立てた気がします。
いや、やっぱ口座破綻とか経験してないからまだまだだな。
遠足当日に寝坊せず起きたくらいだ。
とにもかくにも現実に売買していなければ何も見えてこないということ。
リアルを少しやって、負けてビビってデモトレに戻ったり辞めたり。
デモトレで負け続けて辞めたり。
俺には泥にまみれる勇気がなかった。
だから、ずっと知識武装したくて本とブログばっかりあさっていた。
駄目なんだよ。
知ってるだけで勝てるなら誰も苦労しないよ。
筋トレYouTubeばっか見てて筋肉つくわけないじゃん。
ジムで重いもの持ってヒーヒー言いながら限界を超える努力をしなきゃ何も得られない。
No Pain No Gain.
懐を痛めて、心を痛めてこそ見えるものがある。
痛みなくして成長なし。
デモトレで痛みは感じない。
つもり売買で勝てるなら億万長者ばっかりだよ。
今週勝ってるからって調子に乗ってそれっぽいこと言ってみたの巻。