FXの森

負け続けて7年目の初心者脱出記録

過去のトレードが笑えるくらいひどい

昨日おとといやっとこさ2019年のトレードを振り返る。
死ぬほど下手くそだな。
トレンドが終わった出がらしレンジでやられているだけ。
環境認識の前に短い時間足に振り回されているだけ。
そりゃ上手くならねぇはずだわ。
トレンドが出る一歩手前でエントリーしないといけないのに、トレンドが出てから安心して入ってる。
リスクを減らしていると思ったけど、その実リスクを背負っていない現実。
これじゃあ毎回引かされる運命だわね。
 
短い足症候群は駄目だってもちろん知ってた。
知識としてはだいぶ昔から知ってた。
そりゃーどこのブログにも書いてあることだもの。
でも、骨身に沁みていなかった。
短い足のノイズに殺される経験値が足りなかった。
ノイズにやられている自覚がなかった。
自分では大きい足をみてトレードしている気持ちだった。
しかし、実体は全然違った。
チャートを局所的にしかみておらず、形だけでトレードしていた。
 
短い足にテクニカルを当てはめても意味ない。
長い足、大きい流れにしかテクニカルは効かないのに自分都合を相場に押し付けて、自分の色眼鏡で見ていた。
こりゃー負けるわなってポイントで売買していた。
 
相場は第一に生き残るべきである。
投資を志す人は何回もこの言葉を耳にしたことがあろう。
しかし、その意味を本当に理解している人は少ないから多くが退場する。
揃いも揃って口座破綻や塩漬け、過剰レバレッジで玉を建てる。
そんな取引を繰り返してたら生き残れないでしょって投資家が大半である。
無論俺自身もそうだった。
というか今も片足突っ込んでいる。
 
自覚症状がないのである。
自分だけが生き残れると信じている。
稼いでいて表面は謙虚にしていても、トレードスタイルや建玉、売買履歴を見れば自信満々の様子が見て取れる。
トレードは性格が出る。
このことを痛感した。
お金が絡むと人の本性が出る。
長く続ければ続くほど傾向が出る。
 
過去のトレードを振り返る度胸がなかった。
だから意味もなく負け続けた。
ここでふりかえってやっと自分のレベルの低さが分かる。
やっと弱さを受けれるだけの心の準備が出来たと思った。
 
出来ないと分かるは第一段階。

破産しなくてよかったーーーー。
駄目なところを出来るのレベルにまで引き上げないといけない。
その次に行かないと稼げないと感じる。
 
過去のトレードを受け止める勇気がなかった。
過去の損失を真正面から受け止めきれないでいた。
自分の最も醜い部分に蓋をして、見て見ぬふりをしていた。
単純に覚悟がなかった。
稼ぐ覚悟が。
稼ぎたいなら自分の苦手はあぶり出さないといけない。
負ける原因や負けるパターンが分からなくて、どうやってその逆が分かるだろうか。
 
覚悟といえば、打って出る覚悟もなかった。
デモトレなんかやってる場合じゃなかった。
リアルでお金かけないと相場は見えてこない。
玉建てないと相場の動きは肌で感じ取れない。
戦場に立つ臨場感がないと生き残る大事さは分からない。
 
 
マーケット、市場が正解なのに自分だけが正解であろうとする愚行。
相場にリズムを合わせないといけないのにも関わらず、自分都合でトレードする。
形やパターンだけを見て取引するのはトレードとは言わず、博打である。
予想トレードと何も変わらない。
 
生き残るためにはいらんことしない。
トレード数を減らすことで無駄トレードが減る。
要するに最初はどうしても稼ぎたい欲で短期足に寄ってしまう。
だから、そもそもトレード数を減らして短期足から長期足へと待つ訓練をしないといけない。
トレード数が少なくしようと思えば必然的に大きい流れを捉えようとし、無駄打ちは減る。
 
相場はバイト代や月給とは時間軸が違う。
その事実に気づいて、身にしみるまで血を垂らしながら身銭を切って体感しなければならない。
待って、損切りして、待って、小さく勝って負けて、待って、大きく勝つ。
毎日働いた充実感でお金がもらえる世界とは違う。
短期間で多くの人がミスしてくれている間、ひたすら稼げない期間を我慢する。
そして、数日で数週間分を稼ぐ。
多くの人の待ちきれない欲望が市場に溜まって動くときが必ずある。
その時まで損する人たちと同じ行動をせず待つこと。
じっとしている。
目の前のニンジンより遠くのニンジン畑ですよ。
 
これが知っていても出来なかった。
知ると出来るは雲泥の差。
知ることは誰でも出来る。
身銭にきって、沢山負けないと相場は分からん。
もちろん記録を取ることを忘れずに。
 
相場は上か下かなのに、負ける。
手数料引いて考えると確率は五分五分から落ちる。
なぜ「晴れの日に買って雨の日に売る」レベルより負けるのか?
その意味を早く肌で感じるべきだった。