高速消費されるコンテンツ
ボクは高速視聴が好きだ。
YouTubeは大体2.5倍速、映画は1.6倍速で見る。
等倍速で見ると分かる、「間」は楽しみから除外してる。
アクションシーンは速度を落とす。
この高速視聴は、コンテンツ自体の高音質・高画質が必要だ。
YouTubeの字幕がない、低音質、低音量は聞くに堪えない。
そして、芸能人の参戦でYouTubeはまた盛り上がってきたと思う。
彼らはテレビでプロの仕事を知っているから、低クオリティのものは出さない。
この差はかなり大きい。
YouTubeやTwitterの動画において最初は低クオリティでも、撮り続けていれば機材のグレードアップでなんとか品質は向上できるだろう。
しかし、マーケティングのためにとりあえず動画取るかーとお耳汚しの動画を上げ続けても、ちゃんとアナリティクスを見ていない限り品質は上がることはない。
なぜなら、沢山の動画を見る消費者としての経験がないから、ただ動画マーケをやろうとする人は上滑りする。
自分の動画と売れてる人の動画の何が違うか、根本的に方向性が違うことに気が付かない。
あと、YouTubeでいうとボクはADB、adblokerを入れているから広告を消している。
広告の入れすぎ、無料素材音声の使いすぎ、10分超えるための間延びした喋り。
これらは高速視聴とアドブロッカーで快適になる。
これらはボクの予想だけど、長く見られることが良しとするアルゴリズムでグーグルは評価しているが、あと数年でこれは変わる。
5Gと動画マーケの全盛のおかげで、人は長くチャンネルを見られなくなる。
となると、コンバーション率で評価されると思う。
短くコンパクトにまとまった凝縮率の高いコンテンツが評価され始める。
事実、30秒程度のTiktokでザッピングとサジェスチョンの機能が評価されてる。
無駄に長いものは淘汰される。
無駄に広告が多いものは意味がなくなる。
あと、動画人口が増えれば増えるほど、無料素材音声の使い回しで飽きられる。
でたよ、またこのBGMかよ・・・って。
繰り返すが、この使い回しをする人は消費者経験が足りない。
毎回同じBGMでも飽きない人もいる。中身がマンネリでも面白いから。
使い回されても飽きない「いらすと屋」はあと10年は残るだろうな。
生産者側になったらまた意見も変わるんだろうけど、コンテンツの大量生産大量消費の時代になると、高速視聴とアドブロッカーは欠かせない。そして、どんどんテレビ的になって、テレビがYouTubeに本格参戦し始めると、以下短い時間で面白いと思われるようなコンテンツづくりがキモとなる。
無料音声素材や低価格の素材販売が来るんじゃなかろうか。