人生に負けた男のメンタル回復
3ヶ月近くウツ症状に近い状態だった。
ネットで親しかったり、縁のある人にすがる気持ちで色々と人生相談して回答してもらった。
ニート状態から社会復帰するには、とてもメンタルブロックが高かった。
社会性をどうやって取り戻せばいいのか分からずとても苦労した。
結果から言えば、未来を考えすぎず、今日のみを生きる。
そういう刹那的な考え方のほうが生き永らえた。
ジャンクフードでいいからたくさん食べて、散歩でもランニングでも筋トレでもいいからたくさん動いて、疲れて寝ること。
もう人生に絶望していると、本当に寝て明日を迎えるのが怖いし、億劫になる。
寝るときに頭を空っぽにできないのは非常にまずい。
そういうときは満腹と仕事の疲れで寝落ちするのが一番。
1,2缶の酒ぐらいは許容すべき。
下手するとアル中になるから、そこだけは我慢。
コーラや炭酸で代替可能。
未来に絶望して、節約とかしちゃだめ。
コンビニで高くても買う。
来月のこととか、貯金とか、気にしちゃだめ。
今日、今、満足することをする。
毎月お金がたまらなくてもいいから、ちゃんと食べて寝る。
この基本的な行動をすべし。
社会性を取り戻す手段として、出来るとこをするというのも大事。
出来ること、やったことがあるもの、適正があるもの。
間違っても、就きたい仕事とか、新しいことに挑戦しちゃだめ。
自己肯定感が毎日削られていくし、新しい能力を得ようとする気力は割けないから。
心が沈んでいるときは、だまって単純労働がいい。
肉を食べること。牛肉が一番いいが、やはり鳥でも豚でもいいからとにかく食べること。野菜とか気にしない。
栄養バランスとか気にしてちゃカロリー取れないし。
あと、個人的に聞いたのが名言集。
ノーマン・V・ピールに始まり、デール・カーネギー、エマソンと自己啓発系の本がバチバチに心に刺さった。
マーフィーとか一度も読んだことなかったけど、読んでみて良かった。
驚いたのが、デビットシュワルツの「大きく考えることの魔術」
これは今年1番のアタリ本だった。
雷落ちたね。
メンタルが落ち込んだときの対処法として、音楽やお笑いのプレイリストは作っていたけど、今回の落ち込みで本や食事も改善できた。
一応、転んで起き上がって学べた。
けど、後遺症としては半年以上、チャートをまともに見れなくなったこと。
寝ても覚めても相場見続けて、振り返ってみれば低ボラで苦しい環境だったのに、粘り続けて勝てなかったイメージが頭から離れなくて辛い。
相場を見ると、心が沈んでしまうので、今チャートを見れない。
敗因は、弱さを受け入れる心がなかったことに尽きる。
過去の過ちを、失敗を捨てることができなかった。
一つの武器でいいことに頭では知っていても、体は覚えていなかった。
今の自分に、もう一度相場に戻ると覚悟は決められない。
また負けて惨めな思いをするのかと、また軍資金を貯めなきゃならないのかと、いつ相場1本で暮らせるのか全くわからないと思うと、何も手につかない。