FXの森

負け続けて7年目の初心者脱出記録

05月30日聖帝zoomセミナー2020_感想

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引用:https://twitter.com/Nekotaro1994/status/1265960132493492229

5時間のセミナー面白かった。

お面で登場するのかと思ったら聖帝顔出し。もうラーメン屋開業で腹くくった感があるね。メガネ取ると印象変わるー。タオルで頭巻いてラーメン大将スタイル。

 

一番完成度高かったのはアフィリエイターのあだち先生。

理由としては1番練られていたと感じたから。1時間きっかりで終わるように計算されていた。通しで練習されたのが分かる。作り込んできていた。

サウザー氏のパワポも内容多めで満足感はあるが、若干の間延び感はあった。壮大なテーマかつ世に出回らないテーマだからこそ話しにくいせいもあるだろうが。

軍曹殿は来た質問を盛り込めばちょうどいいボリュームになるんじゃないでしょうか。

 

支那そば軍曹:30分セミナー30分質疑応答

あだち先生:55分セミナー10分質疑応答のち文章回答

サウザー氏:1時間40分セミナー40分質疑応答

20分後戯雑談、軍曹夜ご飯サバ

間休憩10分

オーディオ販売の予定はないとのこと。

質疑応答の打ち返しが早くてびっくりした。

300人ほどのお客さん。

あだち先生は顔見て反応が欲しい、人にあって話したいとおっしゃっていた。

 

支那そば軍曹

ラーメンは生活インフラ!!

ラーメン屋に対する思い込みを解きほぐすのがテーマ。

有名店で修行しないとなれないとか、難しい商売なんですよねというのは間違っていると諭してくれる。白熱教室でも語っているテーマを優しく語ってくれた。ラーメン屋は人生のガードレール。ラーメンはコロナ禍でも強い。ラーメンは生活必需品。(不要不急の食べ物ではない)

具体的な売上データやラーメンによる救われたバーの話も出た。

数字で語られる不況への耐性には驚いた。飲食店の中でも異質なんだろうね。同じ麺類であるうどんやそばとも属性が違う。大資本が薄利多売で押してくる業態の中にあって、少資本が活路を見いだせるのがラーメン屋である。

実は白熱教室の第2弾、ラーメン屋を火事で燃やした話は未聴なのよね。俄然聞きたくなったね。

お店は100円ショップとIKEAでなんとかなるもんっていうのはラーメン屋の固定概念を覆される笑

つけ麺は面倒くさい、こってりとあっさりの2種類用意しよう、掃除は手抜きするな、田舎は駐車場大事。

ラーメン屋はモテる。(マジか)

 

あだち先生

すべての物事はマトリックスで考えよ

今流行っている商売、スモールビジネスをマトリックスで分析。その分析軸は様々で、リスクとリターンから始まり、資金力や投資時間、成功率や場所時間帯etc...。

物事は多面的要素があるもんだよね、あなたよく分析して考え抜いてますか?と投げかけてくれる。

社内での処世術も紹介される。どう考えてポジションを取りに行くのか?5レンジャー理論はなるほどと唸ったね。変幻自在に、そして変なプライド持たずにいけばハブられることもあぶれることもなくなるはずでしょ、と。

ある職場ではリーダーシップを取り、違う部署では分析屋になる。必要なら調整役にもなるし、ムードメーカーも買って出る!

 

あとは直近に実施されたGoogleのアップデートの内容も解説。公式アゲの理由とは。基本に忠実に、ユーザーファーストで行きましょうと。

アフィリの原点「キーワードに始まり、キーワードに終わる」をどう考えて実行するかを紹介。

心理学の本を読みましょうと強くおっしゃる。

 

聖帝サウザー

あなたは粗利中毒で暗黒面に落ちてませんか?

実業家と虚業家の違いを淡々と語っていく。わざと暗いテーマを選んだとのこと。通常のセミナーはハレの日みたいなもので、エネルギーを分け与えてくれるが、オンラインセミナーは趣旨が違うと判断してテーマをチョイス。

オンラインサロンや情報コンテンツ販売で情弱を狩りまくっている人の末路はどうなるの?みんな消えていったよ。沢山のお誘いも受けたけど一切乗らなかった。

砂漠のど真ん中で水を5000円で売るような商売は恨みを買うよ。富士山の山頂でトイレの順番を5000円で譲ってもらう、震災の時に隣の県から水道水を高値で売りに行く、マスクの買い占めや高値転売、これら全て粗利中毒ですと。

粗利中毒になると煮玉子作って数十円の儲けを得ようと思わなくなる。郊外の外れで商売するより繁華街の一等地でバカ高い家賃払って、新品の設備入れて、高いリスク背負って、流行りの原価高い二郎系ラーメン屋始めちゃう。

中古の設備、不利な立地をバカにして商品力の大事さを過小評価する。

ボッタクリ価格で顧客をなめているとヘイトを貯めてしまう。いずれそのヘイトは自分に帰ってくる。つまりは、手作業で日銭を稼ぐような実業をやる気になれない。

情弱狩りビジネスは、情報処理能力や判断力が極めて劣っている人たちをもう一段困らせることによって顧客を増やしている。恐怖と強欲を煽ることによって得られるお金を増やしている。あたかも砂漠の真ん中にいるように錯覚させるのが上手。

結局、消費者は原価の積み上げに適正利潤を乗せた商売しか認めてくれない。

実業には現実という壁があり、それと同時に再現性があり、そこには粗利水準の限界がある。昔からあるラーメン屋や不動産など。1杯2000円のラーメンは売れないし、地方都市駅前1DKの部屋に40万の家賃なら誰も住まない。

実業は虚業と違って、国が融資をしてくれる。ちゃんとしたCFを生む物件には融資がつき、利益がでる商売にはお金出して応援してくれる。

手仕事には職業道楽の側面もあり、それは虚業系にはない魅力だと。

虚業系は一発当たればでかい。資本主義の世界でいくつもの段階をスキップできる魅力もある。そこは否定しないし、勤め人卒業への道を大幅にショートカットできる。ただ、抜け出すには条件があると見ている。匿名、顔出しなし、全てを忘れて転生すべし。しかし、それが出来る人がいるのだろうか、いやいない。

サウザー氏も自分が若干の粗利中毒、粗利主義になっていると自覚、反省した。しかし原点を忘れなかった。オーディオブックの値段を上げないこと。セミナーや懇親会を手抜きせず、大人数集めて希釈化しないこと。なんとか大きく道を踏み外さずにやってこれた。

そして、実業への道、人を雇うことで一皮むけた。虚業系の利益で雇用を産んで、人に投資する。社員やバイトを雇うことで見えてくる世界が変わったと。

 

 

終わりに

 

なんだかんだサウザー氏の内容はどこにも出ていないテーマで興味深かった。燃えに燃えた脱社○サロンや昨今の売れるたびに値上げnoteの問題点を独自の切り口で言語化しているのが素晴らしい。

オーディオブック販売やインフルエンサーとしての影響力を増したvoicyの体験から語られる事実は説得力があった。

 

支那そば軍曹殿はとても頭の良い方だと思った。自身のことをとんでもない堕落した人間だと揶揄するが、実業ビジネスをやるにあたり本質を見抜く眼力がなければ商売繁盛していないでしょう。

ラーメンは毒であると喝破する。優秀な麻薬の売人が自分で麻薬をやらないのと同じ感覚で商売している。ラーメンという商品をとても素直に分析しているのだと感じた。

 

あだち先生の分析力、思考力の源を垣間見れた。

僕は今はTwitterもフォローしてないが、昔はメルマガも読んでいた。最近You Tubeも始めて、向上心が止まることを知らないお方である。

よくあれだけのアウトプット出せるなぁと思っていたが、やはりそこには行動の量、思考の量が要因としてあるからだった。

モチベってなんなん?と言わしめる。ただやるだけでしょ。

うーむ、行動して継続できない人間からしたら受け止めきれない言葉の重みがある。

 

番外編

 

エロ漫画で不動産買った人がコメントにいて笑った。すげーよ。同人なのか連載なのか知らないが、自分の好きなことでお金稼ぐのって素晴らしいし、素直に羨ましく思う。職業道楽の人は楽しそうにしているのを見て、僕もそちら側に行きたいと思わせてくれた。

 

情報処理能力がない人の人生はアウト、詰みである。変なDMを送る人が世の中にはいて、情報に振り回されすぎである印象を受けたと。自分の利益だけしか考えていないクラファンなんて成功するはずがない。そんなことも分からないやつが世の中にはいる。

 

面白かったので第2弾に期待。次はゼロ円さん出てくれないかなー。

 

鑑定師レ○ルさんがいた。

ヒーラー大変とのこと?

やはり結良さんの影響って少なからずあるんだなー。