世界経済とムーアの法則に置いていかれる
資本主義の罠を一つ見つけた
— 鴨川トモロン (@kamogawa007) 2020年6月1日
バッテリーのあるデジタルデバイスはムーアの法則で置いていかれる。
物を大事に長く使う日本文化とは相性最悪。
2年縛りは悪魔の仕組み。
毎日充電放電を繰り返せばバッテリーはヘタる。
スマホやタブレットは1年毎に買い替え(既存売り、新規買い)が最適解
バッテリーの内蔵がなければ長期で使っても問題が少ない
— 鴨川トモロン (@kamogawa007) 2020年6月1日
外部電源を拾うモニターや電池で動くマウス、キーボード、ペンタブなど。
それ以外はヘタる。
PCはまだマシだが、タブレットとスマホはバッテリーの消耗が早い。
2年経てば最先端から周回遅れを引き起こす。
ムーアの法則を知って、すげーって感心している場合じゃなかったね。
— 鴨川トモロン (@kamogawa007) 2020年6月1日
置いていかれてんだよ
手元のデバイスの値段は毎年上がるのに、自分の賃金も同じかそれ以上の成長率がなければ相対的に貧乏になる
マクロ経済とミクロの財布事情は連動なのだ。
ハイテクすげーは思考停止の相
毎年買い替えは用の美
今まで物を大事に扱って長く使うのが良いことだと思ってきた。しかし、今やこの価値観を捨てなければならない。今までずっと資本主義の罠に捕まってきた。そのことを自覚すると自身への認識の甘さや面白いくらいに仕組みに踊らされている自分が浮き彫りになった。
今のPC、自分で改造してSSD換装、ROMメモリ増設している2015年式くらいのものなんだが、速さは申し分ない。しかし、持ち運びが大変で2キロもあるのだ。ほとんど家用だが。
それに比べてMacはどうだ。同じ性能で半分以下の重さだ。それは毎年毎年機械の性能が上がっているからに他ならない。学校でも学ぶムーアの法則ってやつだ。
デバイスの値段は上がるのに、給料は倍にならない。
性能は倍になるのに、扱うスキルは変わらない。
毎日使えばバッテリーヘタるのに、スマホ販売の会社は2年縛りの契約が基本。
周りのデバイスと差がつけば、1年2年と周回遅れになる。
スマホは相対的に資産価値がどんどん目減りしていく。それが外見の見てくれはマイナーチェンジで大差ないから気づきにくい。
勿論ベンチマークスコア上では大差ないのも分かる。しかし、明らかにUIが改善したり、反応速度が変わると情報の取りやすさは変わる。使える技術が増えて、生活は豊かに便利になる。古いスマホは世の便利な仕組みから置いていかれる。
消費させる社会の中にあって、常に最新のスマホを追いかける行為は一見馬鹿に見える。しかし、バッテリー内蔵のデジタルデバイスは劣化が激しい世界だ。軽薄短小と高性能の代名詞であるスマホはその最たるもの。
スマホはきれいに使って、1年で売る。毎年マイナーチェンジを繰り返す。毎年企業はしのぎを削って、最先端技術を盛り込んだ商品を出す。だからこそ、毎年1年に1回でいいからデバイスの最適化を行うべきであろう。
奮発して新しいスマホ買っちゃった♪は思考停止している。
俺は何年無駄にしたことか。
古いスマホ、軟弱な回線で恥かいたこと何度も合った。けれど、大事に使っているからこれでいいんだって思ってた。とんだ大馬鹿野郎だった。