FXの森

負け続けて7年目の初心者脱出記録

検証生活

f:id:kamogawa00:20160819043519j:plain

又の名を統計取り。

ひたすら検証付けの日々を送る。

チャートで確認して、ノートに書き込む形式。

スクリーンショットとって、書き込むのを面倒臭がっているから。

そして、エクセルに数値を入力してって考えると1トレードあたり10分以上かかってしまう。

生産性上げることを考えて、チャプチャソフトを新調したり、マウス変えたり、モニタ増やしたり大きいの買ったりしないといけないんだろうなぁ。

現状、今の手持ちのもので間に合わしている。

上手くいかないトレードの積み重なりで、モニタ壊したり、マウスぶん投げたりしたら買い替える口実になっていいのだが。

そこまで悔しがるハングリー精神がないということの現れ??

最初から、効率を求めちゃいけないと言われるが、その通りなのかもしれない。

でもFT2だけじゃ、最大逆行pipsの平均やプルバックの度合いや待ちの時間数は出ないんだよなぁ。

だからMT4使って手作業で地道に調べるのが必要不可欠。

勝てるトレーダーは皆やっているのだから、俺もやらねば。

 

同じ期間のポンド円を色んな角度から検証している。

今は単体時間足4Hでやっていて、次のステップは複合時間足、MTF

世に知られる手法やセットアップが本当に効くのか、やっていくうちに出てくる疑問やアイデアを試す。

終りが見えない。

他通貨もやりたいし。

市場ごとの特性を掴みたいし、やりたいことが多い。

これやれば力はつくはずだと自分に言い聞かせるし、検証による多少の手応えはある。

でも、確証がないから時々、というかずっと不安だ。

この検証で勝てた実績がないから当たり前なのだが。

そして、その期間が長いのも辛い。

自分の想像以上の期間だろうから。

そして、時間数や回数をどれだけこなせばいいの?って答えを求め続けてしまっている。

イカンね。

 

過去に色々と知識を無駄に仕入れた分苦しまされる。

振り回されるは過去の遺物。

こんな物残すなよって過去の自分に言いたい。

真っ更な状態で効果のあるものだけを最低量、最短ルートでこなしたかったっていう後悔や願望。

しかし今は、それらもひっくるめて必要なんだなと思う。

負けの経験値、回り道の思い出等全てを失敗と認めて受け止める。

そこからどうするかは現在と未来の自分の行動にかかっているわけで。

 

詐欺商材

正直今の時点で詐欺商材作ってボロ儲け出来る気がする。

少し販売側の気持ちが分かる。

後1歩で勝てる側に回れるのに、そこまで登り切る力がなかったから楽な詐欺に回った。

ウブな初心者を騙す方が、自分でトレード能力を勝ち取るよりも楽で安上がりなのだと思った。

色んな知識を得たからこそ、他人の力で稼ごうとする負け側の気持ちを弄ぶ要所が分かった。

中途半端に経験があり、知識もあるから作れてしまう。

そして、売れてしまうから勝つ努力に戻れなくなる。

売れなかったら諦めるのだろうけれど、楽そうであればあるほど売れてしまう悲しい現実。

販売者に堕ちた自身から見ても、信じられない馬鹿は沢山いる。

そういう現実を見た時、馬鹿はいつまでたっても馬鹿であり、情報商材を買う馬鹿はまた買う。

挙句、詐欺商材界でたらい回しにされる。

次こそは!って思いで、働いて稼いだなけなしのお金で買う。

しかし、蓋を開けてみれば隣の100均で売っているような商品だったみたいな。

 絶望しか無い。

 

 

「簡単にお金は稼げない」って何度学べば気が済むんだろう。

等価交換の法則を鋼の錬金術師で学んで欲しい。

モノの価値に見合うだけの価値が必要。

自分にも言い聞かせる。

自分の中から差し出すリソースは、時間かお金かやる気か。

積み重ねたものの上澄みだけを切り取って宣伝されることは分かりやすい。

しかし、綺麗な輝いた物の日陰は大きい。

 

話は戻る

損切りをもっと小さくするには?もっと勝率を上げるには?利を伸ばすにはどういうフィルターが必要?と色々改善案を出していく。

やることが山積みになって終わりがない。

検証を楽しめるまでやり込んでない事が原因なのかなと感じる。

ダメだと分かっているのに、参考になる、良い事書いているブログを読み返したり集中を欠いてしまっている。

悪い習慣だわ。

本を読んで、動画を見て勝てるようにはならないって頭ではもう理解している。

しかし、習慣や自分の覚悟の無さが悪い方へと引きずり込む。

これは意識して、意識して取り除いて行かないといつまでたってもこのままだ。

どこかで断ち切らないといけないし、毎日断ち切る習慣をつけないと。

ケツ叩いてくれる人はいないし、自立したトレーダーには必要不可欠な要素の一つ。

 

 

検証してて気づいたこと、疑問に思ったこと、検証ネタ

レンジブレイクの動く直前の動き、兆候がまだ分からない。

分かれば初動も取れる。

いまエリオットでいう3波を取る検証をしているけれど、いずれは初動も取りたいと欲張る。

けれど1波(ブレイク)を捨てるからこそ3波を確実に、そして勝率高く取っている。

ダマシにあわず、落ち着いて見れる。

どういう訓練やフィルター、手法を確立させないといけないのか悩む。

 

レンジブイレク後のプルバックで、サポレジ転換して入る。

だが、どこで判断するのか?ヒゲ先タッチなのか、実体が超えなければいいのか、実体でオーバーシュートしてからすぐにヒゲ先で反発している所は入るべきなのか?

もう疑問が沸きすぎて困る。

正直、投げ出したい。

投げ出した所で野垂れ死ぬだけなので、やるしかないんだが。

逆に考えれば、これだけ疑問に思うことが沢山出てくるのを今まで知らなかったという驚きの事実だ。

一つの手法から相場を多角的に見る、ということはかくも色々な知見をもたらしてくれる。

まだある。

ダマシが入るけど順行する、しないの時はどう違うのか。

レンジ幅っていつも綺麗なのばかりじゃない。

というかどこを(上限)下限とするかで取れる所と取れない所がある。

単体時間足だけでは理解するには限界がある。

これをフラクタルで複合時間足で取るんだなー、上位時間足のサポレジを尊敬するってこういうことかーって気づきを得る。

見聞きしたことではなく、手を動かして気づいた事実って重い。

 

手法一つとっても、類似したシチュエーションやバリエーションが豊富。

それらを一つ一つ丁寧に見てこなかったから、おざなりにしていたから今まで負けていたんだと。

売りたい人と買いたい人のことを一気に考えるという一見難しいことを、分解して勉強する。

それらを少しづつ完成度を上げて、最終的に複合的に運用できる技術を身につける。

これこそが優位性なのだと。

 

レンジの中にはwトップ、wボトムが必ずある。

そしてレンジの研究というのは必然的に、間接的にそれらの研究に繋がる。

ネックラインからの伸びをN波動と見る、またV計算値かE計算値で値幅を図るのかといったことまで気にするようになる。

だって利を伸ばしたいって思ったら、そういう値幅を目安にしたりしないといけない。

でも、そういう道具の一つ一つを磨いていくのは楽しい。

そういう面もあるんだなーとか、あの人のトレードにはこういう考えが下地にあるんだなとか感じ取れる瞬間があるから。

 

・「自分に足りないものが何か」を気づく力も大事

・それのきっかけは本やブログや動画だった

・しかし、気づいても改善・実行しなければ全く力にならない

 

1日づつ、勝ち続けられる自分を積み重ねていくしかないんだな。

やっぱり気づくことは、「当たり前」なこと。

でも、自分の目で見たものという価値にやっと気付けたのは大きい。

遅かったけれど、ここからこれから。