梅原大吾の小さな習慣『一日ひとつだけ、強くなる』
やはり書き残しておきたかった。
これはプロゲーマー梅原の実践している小さな習慣そのものではないかと。
賭けの考え方を読んでいて、思い出すように本を開いた。
といっても本ではなくKindleなのだが。
小さな習慣を読む前にこの本を読んだことがあって、麻雀といえば梅原大吾だと思いだしたのが再び読むことになったきっかけだ。
最近FXをやるよりも麻雀で成長を実感していることが多い。
FXで成長するのが一番なのは百も承知しているが、正しい賭けの考え方を実践するには成長がわかりやすい麻雀やポーカーが良い助けとなっているのだ。
そこで小さな習慣を取り入れて少しずつ正しい賭けの考え方を実践している。
ウメハラの小さな習慣は考え方から背景まで一貫していてとても良い。
「新しい発見を毎日メモして、成長を確認する」
出典:『一日ひとつだけ、強くなる』梅原 大吾
シンプルに「今日1日を思い返してみて、何か気づいたことはないか」と自分に問いかけ、思いついたことをメモする。
大きな発見だけではなく、小さなことでかまわない。いや、むしろ小さなことのほうが大切くらいの気持ちがいい。
何事もレベルが低い間は発見も多く、成果が目に見えて分かるのでモチベーションが保てる。
小さな気づきを見逃さずに意識できるようにする。
出典:『一日ひとつだけ、強くなる』梅原 大吾
そう新しい発見や進歩や小さな前進や成長を見逃さないこと。
そういう感受性も大事にすべきということ。
大きい発見や確かな結果だけが成長ではないということ。
あとハードルを下げることも重要だと説かれていた。
ハードルを上げると自分で自分の首を苦しめてしまうと。
人間は何事にも慣れてくるとついついもっと求めてしまう。
しかし、ハードルを上げていけばそれは小さい成長で我慢できず、大きい成長でしか自分を成長させてくれないと実感してしまう。
そこをぐっとこらえて、小さなハードルを毎日超え続ける自分で居ること。
これがとても大事。
そして、評価を外に置かないこと、自分のうちにおけってこと。
小さな習慣や小さな成長、小さなハードルは外部からは評価されない。
しかし評価されないから価値がないというわけではない。
まだ評価されるぐらいに小さな成長が積み重なっていないだけだ。
評価基準を自分の外に置いてしまえばソレに振り回される。
ちゃんと評価してくれる軸が自分の内にあれば、小さな習慣もコントロールできる。
自分が認めてあげれば、小さな習慣も小さな成長も小さなハードルも全部成長だ。
自分を認めてあげよう。
自分が設定した目標、小さなハードルは、外部からの評価を受けない。
それは自分でコントロールできることを意味する。
外部の評価や周りからの称賛なんてコントロール出来るものではない。
勝手に評されるものだ。
勝手に盛り上がり、勝手に嫉妬されたり、勝手に酷評されたりする。
だからこそ、自分で自分の成長を見極める。
昨日の自分と今日の自分、どこが変わったか。
なにか一つでも変わろうとする意識があれば見えてくる。
これってこうじゃないのか?という新しいアイデアや疑問、ほほうと唸る新しい知見や知識、こういうのが一つ増えるだけで賢くなれる。
それは間違いなく成長だ。
一日ひとつだけ、強くなる。
それを毎日続けられたら自分史上最高を更新し続けられる。
大きすぎるハードルに潰されないこと。
小さいハードルや、小さい習慣でも自分を十分成長させられる。
これらを実践することで知識ではなく、肌で知り、血肉にしていく。
今までこういう考え方や習慣がどれだけ大事かを考えてこなかった。
大きい目標を立てて、それをこなせなければダメ。
で、案の定半分もこなせない。
モチベに頼る。
成長の実感も、ハードルを超えた実感もない。
習慣も身につかないから小さい成果が積み重なっていかない。
成長のループに入れない。
周りから認められるものだけが成長だと思っていた。
しかし、それは大きな間違い。
自分の成長は自分だけが分かっていればいい。
そして、その成長は自分にしか分からないレベルの成果や習慣が積み重なったものだ。
そう分かれば気が楽になる。
この考え方を知るだけで随分と楽になる人は多いはずだ。
僕も忘れないようにしたい。
忘れないためにもこの考え方を習慣にして組み込んでいく。
賭けの考え方、小さな習慣、小さなハードル、小さい成長。
これらが人生のkey habitになる。